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なぜ、彼女は自殺したのか。

生放送中に自殺したキャスター、クリスティーン。

彼女を演じようとする女優、ケイト。

ふたりの女性、虚構と現実が交錯する異色ドキュメンタリー。

7月15日(土) アップリンク渋谷にてロードショー

“番組が皆様にお届けするのは流血と臓器のカラー映像

―そして初の自殺映像です!”

【トークショー決定】

71515:20の回

ゲスト:渡邊大輔(批評家・映画史研究者)

72315:10の回

​ゲスト:松江哲明(ドキュメンタリー監督)

1974年、生放送中に自殺したテレビキャスター、

クリスティーン・チャバック。

 

彼女を演じることになった女優ケイト・リン・シールは、

役作りのため生前のクリスティーンの足取りを追う。

彼女の住んでいた街へ赴き、髪型や肌の色を似せ、

精神的にも肉体的にもクリスティーンへの同化を強めていく。

しかし、その同化が、ケイトにある変化をもたらせ始める…。

予告編

Trailer

実際に起きたテレビ生放送中の自殺事件

クリスティーンは1974年、フロリダ州サラソタの地方局で、生放送中に突然拳銃自殺した。

しかし、自殺映像は世間には出回ることはなく、事件は都市伝説と化している。

放送を録画したテープは、当時のテレビ局社長が金庫に保管している、という噂もあるが、真相はいまだ闇の中だ。

人々の記憶が薄れてゆくなか、彼女が自殺に至った背景は現在も謎につつまれている。

フィクションとかノンフィクションとかフェイクとか、その境が気になる人は

本作を観ればよい。ますます分からなくなり、さらにモヤモヤするかもしれないが。

僕のように。
                            ―松江哲明(ドキュメンタリー監督)

ドキュメンタリー版『めまい』 ―タイムアウト・ニューヨーク誌

メディアの虚実が個人の虚実に重なる。虚は実を侵食する。でも実は虚を飲み込む。

ラストにケイトが撃ったのはどちらだろう。
                            ―森達也(作家・映画監督)

監督:ロバート・グリーン

監督作品として、ゴッサム・インディペンデント映画賞を受賞した『Actress』(2014年)、『Fake It So Real』(2012年)、 『Kati with an I』 (2010年)。

映画製作のかたわら、「Sight & Sound」誌での執筆活動や、ミズーリ大学のジャーナリズム学科での助教授も務めている。

主演:ケイト・リン・シール

インディペンデント映画を中心に活躍するアメリカ人女優。

主な出演作品として、『サプライズ』(2011年)、『V/H/S シンドローム』(2012年)、『The Color Wheel』(2011年)、『サクラメント 死の楽園』(2013年)など。

また、Netflixのドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」にも出演。

​上映スケジュール

​アップリンク渋谷​ 上映終了

監督:ロバート・グリーン/撮影:ショーン・プライス・ウィリアムズ/音楽:キーガン・デウィット/出演:ケイト・リン・シール
配給・宣伝:chunfu film  /宣伝協力:アップリンク/アメリカ/2016年/112分/カラー/1.78:1/原題「
Kate Plays Christine
FALIRO HOUSE presents a 4th ROW FILMS production in association with PREWAR CINEMA a GRASHOPPER FILM release KATE LYAN SHELL in a film by ROBERT GREENE "KATE PLAYS CHRISTINE"
cinematography SEAN PRICE WILLIAMS original music KEEGAN DEWITT edited by ROBERT GREENE associate producer OLIVIA ZIMMERMAN co-producers BENNETT ELLIOTT and DANIELLE ROSEN aider and abettor DEANNA DAVIS
exective producer CHRISTOS V.KONSTANTAKOPOULOS produced by SUSAN BEDUSA and DOUGLAS TIROLA written and directed by ROBERT GREENE international sales DOGWOOF

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